相次ぐハイブランドの値上げ。進み続ける円安ドル高の為替相場と、ハイブランドの値上げは関係あるのでしょうか。今回はブランド品の販売価格が高騰している理由や、為替がどのような影響を及ぼしているのかを解説します。また、中古市場への影響も解説し、手元にあるブランド品の売り時についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
円安とブランド品高騰の関係は?
相次ぐブランド品の値上げの一番の理由は、円安ドル高です。海外のハイブランドは、為替相場の影響を大きく受けます。たとえば1ドル100円の時に100,000円で仕入れができていた商品は、円安が進んで1ドル140円になると仕入れ価格が140,000円に跳ね上がります。
円安ドル高が進む今は円の価値が下がり、海外のブランド品を日本国内で販売しても、円高の時ほど利益を得られません。エルメスやシャネル、ティファニーなどのハイブランドは、円安が進むにつれ軒並み値上げを続けている状況です。高級腕時計で知られるロレックスも、毎年のように販売価格の値上げを発表しています。
今のような円安になる前、特に円高の時期には「ブランド品はどこで買うのが安い?」と考えた場合、海外で買うことが真っ先に思い浮かんだと思います。しかし円安の今は逆に、海外から来日した観光客がたくさんのブランド品を、日本で買う姿を免税店などで見かけることが多い状況となっています。
このように、為替とブランド品の価格は切っても切り離せない関係なのです。
為替相場以外のブランド品高騰の理由
為替相場以外でハイブランドの販売価格が高い理由は、原材料費の高騰です。ブランド品のバッグなどに使われる高級レザーを供給するためには、時間をかけて皮の質が良い牛を育てる必要があります。しかし、牛肉の需要が高まっているため供給が追い付かず、成長剤などを投与して急激に成長させたことにより、皮が急激に伸ばされて全体的に質が低下してしまっているのです。そのため、質の良い皮革は品薄となり、原材料費の高騰につながっています。
皮だけでなく布や貴金属などの原材料費も軒並み高騰している上、人件費も上がっており、全体的に生産コストが上昇していることも販売価格が高くなる要因といえるでしょう。
さらに、コロナ禍や戦争など不安定な世界情勢により受けた経済的ダメージを回復するため、値上げが続いているという一面も。これらの要因から、ハイブランドの販売価格は、今後値下がりすることは考えにくいでしょう。
売るなら円安の今がチャンス
円安によるハイブランドの相次ぐ値上げは、あまり良くないイメージがあるかもしれません。しかし、手元にあるブランド品を買取に出すのであれば、今がチャンスです。なぜならブランド品の高騰により新品を買うことが難しくなり、中古品のニーズがアップしているから。また、円安で新品の販売価格が上がっている今は、買取相場も高くなる傾向にあります。
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